うつ患者への対処法|うつ病患者との接し方【ゆっくりと休ませてあげる環境作り】

うつ病患者との接し方【ゆっくりと休ませてあげる環境作り】

うつ患者への対処法

医者

良い環境を整えてあげよう

うつ病には、躁鬱を伴うものから産後にかかるタイプまで実にさまざまな種類があります。それに伴って治療法や接し方も若干違ってくることもあるので、患者が身近にいる時は症状に適した対処法をするようにしましょう。ちなみに通常のうつ病は、気分が沈んだままやる気や気力が戻らない状態になります。そのことで不安感や焦燥感を感じて、いらいらした感情を持つことも少なくありません。さらに周囲からみた場合、ミスや遅刻が増えたりするということもあるようです。加えて頭痛や吐き気のように、肉体的な症状をうったえる患者も大勢います。こんな症状がみられるようなら、まずは優しく声がけしてみるようにしてください。その上で、むやみに励ましたりあおったりしないようにすることが大切です。ただし双極性障害は、うつと躁の状態を繰り返し発症するのでまったく逆の状態になることも珍しくありません。そんな患者が相手では、周囲が振り回されがちになります。この場合は必ず専門家の診察を受けさせたうえで、正しい対処法をしてあげましょう。いずれにせよどのタイプのうつ病も、病気の特性を理解してあげることと正しい接し方を心掛けることで症状を良い方法に持っていくことが可能です。うつ病は、他の病気やけがの治療と違って治療が完了する期間の目安がつきません。たとえば人によって数カ月で社会復帰できるまでに回復することもあれば、年単位の治療をしてもよくならないこともあります。そのため病気の治療にかかる期間が、予想以上に長引くことがほとんどです。うつ病の治療に必要な窓口負担額は3割程度ですが、積もり積もればかなり大きな額になりかねません。特にうつで働けなくなった方だと、貯金を切り崩したり家族からの援助でまかなったりすることになるので、費用の負担が予想以上に重くのしかかってくるはずです。しかし今は費用のことで患者に負担がかからないように、自立支援医療制度を利用することができます。これを申請すると窓口の負担額が1割になるだけでなく、所得の額に応じて一カ月当たりの医療費に上限が設けられます。おかげで金銭的な負担を軽減することができ、治療に専念することも不可能ではなくなるでしょう。こんな風に治療費の額が小さくなれば、支える家族のストレスも減少し患者に対する接し方にも余裕が出ます。家族の接し方が変われば、それだけ患者の状態も良い方向に進んでいくかもしれません。そうなるように使える制度は利用して、患者や家族にとって良い環境を整えてあげましょう。